ぷりめらが居なくなって。

つらいのなら人を好きになるんじゃなかった。

「どうして人には性が有るの」と有る人は言ったけど、
きっと誰にも判らないよ。
「立ち直る」と言ったけど、時間はかかるよ。

どうして君は僕と同じ場所と時代に居なかったんだろうね。
もう、何十年も前に決まっていたのかな。

ぼくは自分自身が好きだったんだな。
ぼくはそういう自分が嫌いでたまらない。

君と逢えなくて、逢いたいくせに逢わないと決めたのに
君が居るかもしれないと街を歩いてみたり。

カップルや家族連れを見ると
すごく惨めな気分になって帰ったよ。
まだ少し寒かったしね。

雨の日に待ち合わせた店に、忘れた傘を取りにいかなくちゃ。
雨が降ったら困るからね。

去年、何もわからず夢中に走っていたのが、
すごく昔のようで、ちっとも思い出せないや。

「さようなら」は良くないな。

「ありがとう」