郵便局はSaaS入れるんですね。

日本郵政公社(郵便局株式会社)がSaaSを導入
http://www.atmarkit.co.jp/news/200704/19/salesforce.html
複雑な気持ちです。
郵政システムではないにしても、事務システムが外国のASP会社に落札され、国内のSIerはひどい言い方ですが単なる卸し売り会社となって、危機管理の面でどうなのかという気がします。
NTTのも国際展開での取引材料として、外資もよしとしたところかと邪推します。

民営化は国の制御によらない部分を大きくすることになると思うので、通信やエネルギー、交通、運輸、金融は外資の干渉を排する防御壁(法律)を持つべきと考えます。国営公営でかまわないのでは?はなはだ飛躍しますが、日本はまあまあ成功した自由経済を持つ社会主義国といえなくもなさそうなので、せっかく50年かけて築いたシステムを反故にしていいのかなと惜しいと思います。らくだのこぶももう無くなって(萎んだわけじゃなくそぎ落とされた)いよいよ、ジリ貧ですか?

富士通、日立はどうしていたのでしょう。NECは出る幕が無かったのでしょうか。奮闘を祈ります。
銀行は弱い郵便貯金を望むのでしょうし、運送業も弱い郵便株式会社をのぞむのでしょう。日本の企業が成功して国内で郵政省の遺産を持ち変えることができるのなら良いのですが、海外資本に経営を握られたのち生殺与奪の権利を奪われて困ることにならないか、心配です。