顛末(1)

データドライブをダイナミックディスクで使用しているWindowsXPで、システムドライブの障害によりWindowsXPが起動不能になった場合の対処
(結局は手遅れトホホ)
0.システムドライブの障害で、STOP:c00000221エラーなどで起動も修復セットアップもできなくなりました。fixbootコマンドを実行したこともあり、なんで余計な事をしたんだろうと情けなくなります。
 データドライブは別のHDDに設定していたので、安易にシステムドライブを交換し従来通りデータドライブを使用しようとしたら「マイコンピュータ」にドライブが現れなくなりました。
 「ディスクの管理」画面でデータドライブが「異形式」として認識され、意味も解らないまま「異なる形式のインポート」を試行したものの「(失敗)」となり、焦って「ベーシックディスクへ変換する」選択をしたため以後データを見ることができなくなってしまいました。
 2007/12/24現在、「ファイナルデータ2007」試供版で解析をしていますが、100時間かかる見込みです。
 今後こうした無駄な事を起こさないように試行錯誤の途上でWeb上で見つけた情報の断片をまとめてようかな。

1.ダイナミックディスクが自分の使用形態に必要だったものかは、ひとまず置くこととしても、最低限、ダイナミックディスクを使用する上でどのような特徴があるか位は把握するべきでした。
 ダイナミックディスクは、簡単に言うとデータを保持したまま領域の拡張を行ったり、複数のHDDをボリュームで取り扱うことができる形態です。
 そして、旧来のNTの様にボリュームの情報をシステムのレジストリに記録するのではなく、ドライブに記録することによりシステムドライブが起動不能になった場合でもデータドライブを温存できることが特徴といえます。
 そういったことから、今回のようにシステムドライブに障害が発生した場合など別のHDDにWindowsXPをインストールした後に、マイドキュメントなどのターゲットフォルダを変更すると障害発生前と同じように運用を再開できる。はずでした・・・。

2.同じPCでもシステムドライブを交換して、そこに旧来のデータドライブを追加する形態になるので、
 「ディスクを別のコンピュータに移動する」を初めに参照すべきでした。今回は事前の準備を行うことができないので、直接参考にはならないです。
 ともあれ、データディスクを新たにWindowsXPをセットアップしたシステムに追加することは普通に行われていることなので手順を調べます。

3.要件
 (1)新たなWindows XP Professionalシステムに障害以前のデータドライブを追加し従来のようにデータにアクセスする。データを失わないこと。
 (2)HDD以外の構成は、障害以前の構成と同じとする。データドライブの追加以前に正常に利用ができる状態であるとする。
・・・
 ここで既にずっこけています。新たにシステムドライブとしたのは、今回の障害以前に「WindowsXP 起動後、lsass.exeが 異常にCPU を消費し、スタートアップ等ほかのアプリケーションの動作に支障をきたす。」という理由で交換した障害持ちのシステムドライブだったからです。しかし、手持ちのHDDはこれくらいしかなかったこと、WindowsXPのCDパッケージは魔窟の地層の底へ埋もれてしまい、プロダクトコードが分からず新規インストールができない状況だったからです。(部屋を片付けて整理していればよかった気もします。メディアはSP2適用のブータブルCDを作成していました。)この障害については、protectフォルダ内に膨大なファイルが生成された事によるものですっきり削除して(暗号化したフォルダがあったかどうかも覚えていないので、エクスポートもしませんでした。←ズボラな考え方です。確かめるべきでした。)解決しました。