バイオリン到着

Valente/EVN-37のこと
佐川便でした。手掛かりにダンボールの角を破いてありましたが、中身に問題はありませんでした。
電子チューナーはいいですね。
弾いた音をマイクで拾って、液晶表示部にアナログ針のメーターの振れの表示と合致したときの緑色のLEDと♭と♯の時の左右の赤いLEDで見やすくなっています。LED部にAとかG#などと言う風に表示もあるので、僕でも出来そうです。問題は、部屋で大きな音が出せないこと。その点このチューナーは入力端子もありますからケーブルがあれば、音を出さなくともサイレント楽器のチューニングはしやすいと思います。
サイレントバイオリンは、名前のサイレントから想像するよりもずっと大きな音が鳴ります。それは、教室で聞いていたので知っていましたが、騒音の無い自室では、ビックリするほど音が大きいです。エレキバイオリンと称する方があっていると思います。
無論、アコースティックより格段に静かですが、耳元に音源があるので余計大きく聞こえてしまいます。
サイレントトランペットの時はあまりの音の小ささと外したときの大きさの差にビックリしました。バイオリンは弦の振動をそのまま拾うので仕方の無い部分ですね。
それから、松やにについてです。おまけの松やにでなく別途お勧めの松やにを同時に購入しましたが、弓の毛に松やにを塗っているときは、書道で墨を摺っている時と同じような気持ちで落ち着きます。
とうとう、自前のバイオリンと弓を持ちました。これで、毎週月曜日の教室での復習にも役立つでしょう。
電子バイオリンで美しさとか精密さを求めるなら、やはりYAMAHAのSV150くらいかなと思いました。でも、あれが良いかなぁこれが良いかなぁと思っているなら、ローンでSV150Sを買えば良いでしょうし、予算の都合が付かなければ、僕は、ドラムを買って余裕が無かったので、今回購入した「エレキバイオリン Valente/EVN-37」でも兎に角手して演奏するのがいいと思います。
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音楽のこと
僕は中学校の音楽の授業を半分寝て受けていた以降音楽を習っていません。カラオケすら嫌いで、楽譜も全く読めません。でも、今週から月曜日はバイオリンを習おうと思いました。
先ず、弓を持つことが出来ません。親指を曲げて、中指と薬指で丸く狐を作ったらその三本で、毛箱の内側をつまんで人差し指は糸巻きの上に小指は少し放して弓の上に乗せる。これが出来ません。
どうしても、親指が伸びてしまいます。この指の矯正のためにも、バイオリンの入手を急いでいたのです。
指でどの弦も押さえていない、開放弦でラの音五線譜で下から2個目の空間を4/4(この時点で付いていけませんが)、筆記体の「C」がそうらしいのでそう覚えることにします。
「Λ」が弓の先から上げていく記号で、「П」が弓の元から弓を引く記号だそうです。

全音符のラの音をUP.DOWN。繰り返し繰り返しです。
次が2分、4分と音は半分の長さになって行きますが、弓の全部を使って弾けるよう早く動かすように頑張ります。とにかく、弓の全体を使うように、弓を少しだけ動かすことの無いよう。そして、もち手の形が崩れないよう。練習です。
一週間にたった月曜日のたった1度で、月3回。この間を如何に弛まなく練習できるか、それにかかっています。

正直、あまり楽しくはありません。むしろ辛いです。だけど、滝行とか座禅と比べたら楽なような気もします。こんな、気持ちでバイオリン始めるなと怒られそうですが、頑張って弾けるようになったら、きっと登山で頂上に着いたときのような晴れ晴れとした気持ちに成れるんじゃないかなと思って頑張ります。