防音

日曜大工のこと
バイオリンを練習するようになって気になるのは、やはり音。近所迷惑に成りますよね。帰宅後は、もはやバイオリン練習するには無理な時間帯なので、やはり、時間を気にせず練習できるようにするためにも、防音工事は大切です。
防音と言っても遮音と吸音がありますが、遮音をメインに考えたいと思います。境界の外に音が伝わらなくなるようにするには、1真空状態で音が伝わらない。2音の振動が充分熱エネルギーなどに変換され失われる。の2つあると思います。1、は準真空ペアガラスをアルミサッシの内側に入れるか、魔法瓶構造にするしかないので、無視。
2.では(1)振動しにくい重質量の素材の幕で包むか、(2)振動が吸収されるような素材で包むかです。
(2)は吸音とも重複するので、コストパフォーマンスに優れていそうです。しかし、根本的に音が透過する構造ではあるので、バイオリンの弦の音がどのように変わるのか知りたいところです。(1)は、鉛のようなシートで部屋ごと包んでしまう、コンクリートで壁を構築するなど大きな工事になりそうで、重さも半端なものではありません。設計外の重量構造を家の中に作るのは危険で止めるべきです。
単純に焼結した鉄のような板を並べるのが良いかもしれません。オーディオ調音用はとてつもなく高価だった気がします。
また、意外と発泡コンクリートボードのようなものに防音シートを張るだけでも違うかもしれません。たまたま、想定している部屋の壁面は防火隔壁としてコンクリート素材なので、釘が掛かりませんからアンカーを打ってフェルト様のワッシャーで板を固定する形式を考えます。板と壁面間に遮音シートを張ってみようかと思います。
天井は半分が小屋裏床になっているので、それを拡張して、2重天井構造とし、窓は断熱用の室内後付のケミカルサッシを考えています。押入れが1間半あり、ふすまがベニヤ板製なので素材を他のものに変更するか、押入れ内容物で防音が出来ると期待して無対処とします。床は問題です。畳なので、当初は畳とカーペットで行こうと思います。床の張替えは資金的に厳しいです。
ちなみに、部屋の引き戸を閉めると外からでは、何処かでバイオリンを鳴らしているような気がする程度との事です。
ガチガチに遮音しなくても良さそうです。